Jが見た映画

映画の感想をつらつらと書きます。

20210728_アメリカン・ユートピア

本日は「アメリカン・ユートピア」を見てきました!凄かったです!

 

デヴィットバーンが2018年に発表したアルバム"American Utopia"を基にした

ブロードウェイショーを映画化した作品です。

 

このアルバムのことは知らなかったのですが、デヴィッドバーン率いるTalking Heads

ライブ映画「Stop Making Sense」が好きだったので、これは見たいなと思っていました。

私はドレスコーズの志摩遼平さんが大好きなんですが、ドレスコーズが「平凡」という

名盤を発表した際に影響を受けたアーティストの一人ということでTalking Heads

知りました。

「Stop Making Sense」は随分昔の映画ですが、どでかいジャケットのインパクトや

始まりの"Psycho Killer"はとても印象的で、定期的に見たくなる名作ですよね。

 

アメリカン・ユートピア」もすごいです。

"ショー"として表現する"ライブ"を初めて見ました。

一般的に、アルバムを聴いたりライブを見たりする時は、演奏・リズム・メロディ、

歌詞や声など、その曲自体に意識が集中すると思いますが、

アメリカン・ユートピア」は、台詞や照明、ダンスなどのパフォーマンスが盛り盛りで

曲同士の、セットリストを通してのストーリーが楽しめます。

(歌詞が字幕表示されるのも嬉しかったですね。)

 

ライブで聴く曲は、演奏者その人自身の生き様や精神性、

一瞬の刹那的な輝きが垣間見えて好きだったのですが、

ショーで聴く曲は、大勢の演者が観客を楽しませる為に重ねた練習の賜物、

完成品を見せてくれるような感覚で、これもまた良いものだなとしみじみ思いました。

 

アルバムを聴き込んで、もう一度映画館に見に行きたいですね〜。

 

ではまたどこかで!