Jが見た映画

映画の感想をつらつらと書きます。

20210731_ベイビーわるきゅーれ

本日は「ベイビーわるきゅーれ」を見てきました!とても好みの映画でした。

 

元女子高生殺し屋コンビの、青春あり、日常あり、萌えあり、

アクションもユーモアもありのなんとも異色な、明るい殺し屋映画です。

 

もちろんメインは殺し屋稼業なわけなんですが、殺し屋も社会経験が必要ということで

アルバイトをしたり、寮を出て2人暮らしを始めたりするんですよね。

この"非殺し屋稼業"のシーンがとても良くて!

家にいる時は2人で鍋をつついたり、だらだらゲームしたり、時にはケンカもするんですが、

その雰囲気とか空気感とか仕草や癖がすごい自然で、思わずクスッと笑ってしまいます。

笑わせにくるシーンもありますが、全然演出がいやらしくなくて、素直に笑えます。

 

そんな折々でバキバキのアクションシーンに入ると、迫力もひとしおです。

やっぱり何事もギャップが大事です。

後で調べてわかったんですが、監督の阪本裕吾さんは「ある用務員」の

監督さんだったんですね。そして同じ世界戦ではないけど、「ある用務員」で出てきた

殺し屋コンビと「ベイビーわるきゅーれ」の殺し屋コンビが同じ人だったという...。

また見直したくなっちゃいますね!

「ある用務員」は"みんな死ぬじゃん!こんな映画あるのか〜笑"と印象深い作品でした。

 

ちなみにワルキューレというのは北欧神話に出てくる

"戦場で生きるものと死ぬものを定める女性"だそうですが、

ひらがなで"わるきゅーれ"と書かれると、なんだかキャッチーでいいですね。

 

こういう かわいい × 残酷 の組み合わせって近年多いな〜と感じていて

ポップで入りやすいしストーリーの引きもあって、私もけっこう好きです。

"まどマギ"に大ハマりした時を思い出しました。

 

ではまたどこかで!